歯科医院で一番大切なものはなに?

こんにちは。歯科医院の経営コンサルタントをしている小澤直樹です!

いままでの経験でわかった、歯科医院を成功させるための必要条件があります。それは「スタッフが辞めない医院はうまくいく」ということ。スタッフが1年以内に辞めてしまう医院は、スタッフの気持ちに配慮がないばかりか、患者の気持ちにも無頓着。そんなことでは、医院の評判はそこそこでおしまい。この思考が、とても重要です。これは、ケン・ブランチャードとスペンサー・ジョンソンの行動科学的・精神医学的研究結果からも明らかです。

歯科医院の成功を考えるとき、医院で優先されるべき序列は下記のとおり。

スタッフ>患者>院長の利益

スタッフが一番大切。いかがですか?

この真意を理解している先生は毎日楽しく診療をされています。なぜならスタッフが生き生きと働いていれば、院長も楽しいから。スタッフが意欲的であれば、患者との対話も向上しその結果満足度も上がり、自費率&再初診数向上、口コミ誘発にも寄与するから。

貴医院では、スタッフが楽しく働けるために何かをしたことがありますか?毎日毎日スタッフに小言ばかり言っていませんか?もう一度マネジメント手法を見つめなおしてください。

下に私のクライアントが実践した内容をご紹介します。

スタッフが楽しく働けるためのとりくみ

  1. スタッフの指導を院長の休憩時間を削って行う
  2. 雇用条件を地域で1番にするために努力する
  3. スタッフ内の序列を気にして接するようにする
  4. 言いにくいことを苦手なスタッフにもきちんと伝える
  5. 患者の前で褒め、重要な仕事をしてもらっていることを本人に伝える
  6. スタッフの成長スピードを考えじっくり見守り、待ってあげる
  7. DHのために、最新の歯周治療を導入する
  8. 意地悪な職員に指導をし、最悪の場合辞めていただく
  9. 退職金制度の導入・住宅手当の導入等、福利厚生の見直し
  10. 院長が矢面にたってクレーム対応をする

 

いかがですか?このうちの3つで良いので、実践してみませんか?

・・・ウチでは無理。と、さまざまな「できない理由」を思い浮かべましたか?

その考え方は歯科医院経営のリーダーとして不足している院長の気概です。私たちに医院の現状をご教示いただけば、1つ1つ順序だてて、マネジメント改善の説明をさせていただきます。

私たち経営コンサルタントは数字での成果を求められますので、ついついすぐに売り上げをあげようと、広告宣伝・イベントなどの安直な手法に逃げてしまいます。

でもそれはよくありません。

永続的な医院の成功を考えれば、スタッフが辞めない医院文化をつくることがとても重要です。

いまスタッフのことで気が重い・・・という先生!私たちに先生の悩みをうちあけてください。明日から新しい1歩を踏み出しましょう。

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