自由診療獲得に向けたコンサルティング

神奈川県の歯科医院への訪問

今日は、神奈川県の歯科医院を訪問し、院長先生にいくつかのアドバイスを行いました。院長先生は、開業十数年目の40代の先生で、患者数の停滞に悩んでおられました。

目次
・自由診療の割合の向上
・作戦
・説明資料の確認
・持ち帰り資料の作成
・まとめ/今後の期待

 

自由診療の割合の向上

しかし、自由診療の割合は、私が支援を開始してから一定の成果を達成し、業績の下支えになっています。逆に言うと、安定経営ができていないともいえる状況です。院長先生は、家計に多くの費用がかからないため、キャッシュが回らないということはありません。しかし、グーグル広告(リスティング)やMEO対策などの費用をかけずに、自然と患者が増えるような医院に育てることが何よりも大切です

 

作戦

いくつか作戦を考えていますが、院長先生の性格とキャラクターから、患者さんとのコミュニケーションを丁寧に行い、わかりやすい治療提案を行うことをファーストステップにしたいと思います。今現在は、医院全体でカウンセリングシステムを構築するための十分なスタッフを雇用できませんので、簡易な方法で代替し、患者さんのデンタルIQを高めていくことに合意していただきました。

 

説明資料の確認

現状使われている説明資料は、院長先生お手製のファイルでつくられており、とても心がこもっていて素敵でした。そして院長先生が手書きでお口の中の状態を説明するようです。私自身、口腔内の状況を説明していただきましたが、熱意も伝わりとても良い内容でした。

しかし、配布資料がゼロでしたので、大事な口コミ機会を損失しているとも思いました。新患患者の家庭内口コミです。

 

持ち帰り資料の作成

院長先生が手書きで書くための歯式イラストつきの資料を準備し、主訴以外の部分もわかりやすく表現できるようにしたものを準備し、患者さんに持ち帰っていただくように変更しました。ちなみに院長お手製のファイリング資料は継続して使っていただきます。

その他に模型を準備していただき、補綴の段階で四の五の言わずにまずは模型を見せ、患者さんに触っていただく仕組みに変更しました。

 

まとめ/今後の期待

今までもなんとなく補綴の説明をやっていたようですが、私のような第三者に「一目瞭然」という言葉を知っていますか・・・目から入る情報量は耳から入る情報量の600倍で・・・などと説明を受けると、急いで模型を準備しようと思うらしく、自費率の向上が期待できそうで楽しみです。

12月から始まったキャドカムの保険適用拡大・拡充にも対応できそうです。

 

株式会社リバティフェローシップ小澤【東京歯科経営ラボ】

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