歯科医院で一番大切なものはなに?
こんにちは。歯科医院の経営コンサルタントをしている小澤直樹です!
いままでの経験でわかった、歯科医院を成功させるための必要条件があります。それは「スタッフが辞めない医院はうまくいく」ということ。スタッフが1年以内に辞めてしまう医院は、スタッフの気持ちに配慮がないばかりか、患者の気持ちにも無頓着。そんなことでは、医院の評判はそこそこでおしまい。この思考が、とても重要です。これは、ケン・ブランチャードとスペンサー・ジョンソンの行動科学的・精神医学的研究結果からも明らかです。
歯科医院の成功を考えるとき、医院で優先されるべき序列は下記のとおり。
スタッフ>患者>院長の利益
スタッフが一番大切。いかがですか?
この真意を理解している先生は毎日楽しく診療をされています。なぜならスタッフが生き生きと働いていれば、院長も楽しいから。スタッフが意欲的であれば、患者との対話も向上しその結果満足度も上がり、自費率&再初診数向上、口コミ誘発にも寄与するから。
貴医院では、スタッフが楽しく働けるために何かをしたことがありますか?毎日毎日スタッフに小言ばかり言っていませんか?もう一度マネジメント手法を見つめなおしてください。
下に私のクライアントが実践した内容をご紹介します。
スタッフが楽しく働けるためのとりくみ
- スタッフの指導を院長の休憩時間を削って行う
- 雇用条件を地域で1番にするために努力する
- スタッフ内の序列を気にして接するようにする
- 言いにくいことを苦手なスタッフにもきちんと伝える
- 患者の前で褒め、重要な仕事をしてもらっていることを本人に伝える
- スタッフの成長スピードを考えじっくり見守り、待ってあげる
- DHのために、最新の歯周治療を導入する
- 意地悪な職員に指導をし、最悪の場合辞めていただく
- 退職金制度の導入・住宅手当の導入等、福利厚生の見直し
- 院長が矢面にたってクレーム対応をする
いかがですか?このうちの3つで良いので、実践してみませんか?
・・・ウチでは無理。と、さまざまな「できない理由」を思い浮かべましたか?
その考え方は歯科医院経営のリーダーとして不足している院長の気概です。私たちに医院の現状をご教示いただけば、1つ1つ順序だてて、マネジメント改善の説明をさせていただきます。
私たち経営コンサルタントは数字での成果を求められますので、ついついすぐに売り上げをあげようと、広告宣伝・イベントなどの安直な手法に逃げてしまいます。
でもそれはよくありません。
永続的な医院の成功を考えれば、スタッフが辞めない医院文化をつくることがとても重要です。
いまスタッフのことで気が重い・・・という先生!私たちに先生の悩みをうちあけてください。明日から新しい1歩を踏み出しましょう。
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歯科医院経営をする上で一番重要といえる採用・教育問題。お話を伺い、内容を整理して本質的な解決に向けて一歩ずつ前進していきましょう。1人で悩まずに、今すぐご相談ください。