歯科医院における「ホームページ業者」の選び方

こんにちは、歯科医院経営コンサルタントの小澤です。

さっそくですが、皆さん歯科医院の場合、ホームページは何のために制作すべきでしょうか?

新患獲得数月に20人が目的ですか?レスポンスの高い医院では50~100人という場合もあります。

検索エンジン対策(SEO)や、リスティング広告(PPC広告/SEM)に代表されるインターネット上の宣伝により結果は変わってきますし、なにより、そもそもの医院の患者満足度により大きく左右されます。

成果が未確定なものに多額の投資をするべからず

ホームページ制作業者は次のことを十分把握していて、あえて貴医院に営業を仕掛けてきます。

  • 同じように費用をかけても成果がでる医院もあるし、でない医院もある。
  • 新患がくる人数を保証できない。もっと言うと、検索順位も保証できない。

なかには、この医院はホームページを作っても効果は低そうだけど、きっと集患に困っているだろうからお金をかけるだろう・・・。

といった考えで営業をしてくる場合もあります。

結論から言いますと集患や求人の目的でネットマーケティング戦略に、月間2万円以上使われている院長は一度ご相談ください。

実際に経営上困っているかどうかは関係なく、ホームページにはそんなに費用をかける必要はありません。

適正価格を良く理解し、それ以上は支払う必要はないということです。

患者さんが見たときに、みすぼらしくないサイトであれば十分です。

新患が来ないのは、多くの場合、ホームページ自体のせいではありません

毎月かかる費用って何?業者の丸儲け?

よくホームページを制作すると管理費が毎月3万円とか、リスティング広告に毎月10万円とか、請求してくる業者もいると思います。

そのお金ってなんですか??業者の利益??それともどうしても必要な費用があるの??

その疑問にお答えします。

本当に必要なホームページの維持コストと不要なコスト

医療業界のホームページ制作会社は、他の業態に比較してかなり高めに設定されています。

だまされないように注意し、納得して費用をお支払いください。

こちらもお読みください↓

歯科ホームページ維持費についての考察

いま効果的なスマートフォン対応型ホームページ

総務省の調査によると、50代のスマートフォンによるインターネット接続割合は、2016年で64.3%。2015年と比較して10%も上昇しています。

当然ですが、49歳以下の世代におけるスマートフォンでのインターネット利用割合は80%を超えていますので、歯科医院を探したり、診療時間を確認する際のインターネット利用はスマートフォンがほとんどといって良いと思います。(出所:平成 28 年通信利用動向調査の結果)

ではスマートフォン対策をした歯科医院のホームページの種類と普及についてですが、種類は2種類あります。

1つは、スマートフォン専用のホームページを制作する方法

もう1つはスマートフォンに対応しているPCサイトに作り直す方法です。このあたりもわかりにくいので、一度ご相談ください。

ご自身のホームページをスマートフォンで検索して、パソコンのサイトと異なるレイアウトで、多くのコンテンツがでてくればOK。

良く分からない場合は、パソコンとスマートフォンで弊社の作成しているサンプルサイトをご覧になってください。

東京歯科経営ラボ作成のホームページサンプル

SEO対策にお金はかかるの?

お答えします・・・かかります。

ただ何をやっていくらかかるのかは、ホームページに詳しくない方にはわかりにくく、お金の請求方法は各社それぞれです。

実際の作業は2種類に大別されます。(検索エンジンをだますような不当な対策は、一過性の成果にとどまりますので、除外して考えます)

1.内部施策:ホームページの内部をgoogleやyahoo!の評価基準に合わせる作業
2.外部施策:有力な歯科関連サイトや診療圏に関連のあるページからリンクを貼ってもらう

まずSEO専門業者はホームページの検索順位に関してチェックし分析します。

そして診断を行い、最適な対策がなされていなければ作業を行います。

最新の基準に照らし合わせ内部施策を講じます。

しかし、弊社では専門業者との契約は推奨していません。理由は費用が月額20万円程度はかかるからです。

また、安価に引き受ける業者は成果がでず「安かろう悪かろう」で期待はずれな場合がほとんどです。

検索順位の評価基準は、googleやyahoo!により予告なく変更されルールの開示は一部のみですので、すべてがわかっている訳ではありません。

しかしホームページ制作時に80%の対策を行うことは可能です。その対策はネット上でいくらでも入手できるノウハウです。

チェックリストを作成しそれをホームページ業者に作業を行っていただくようにしましょう。

また、上記2.外部施策についても、ホームページ制作時に数件貼っていただくことは可能です。

業者さんに依頼してみてください。

優良な歯科関連サイトや貴医院診療圏に関連あるサイトからのリンクです。

貴医院から他のサイトへのリンクではなく、他のサイトから貴サイトへのリンクですのでお間違いなく!※注意:非リンクがSEO効果の大部分をしめていたのは10年以上前です!

弊社へ資料請求をされた先生には、ご郵送で検索エンジン対策(SEO)の弊社の取り組みリストをご提供します。弊社で注文されない場合でもご活用いただいて構いません。

新患が来ない、がっかりするホームページって?!

検索エンジン対策(SEO)をしっかりしていれば新患がドンドン来そうな感じもしてきますが、やはり、そんなに簡単ではありません。

前述のとおり、新患が来る場合もありますし、来ない場合もあります。

その要素の1つに、トップページの印象があります。

歯科医院のホームページ直帰率(googleアナリティクス)

歯科医院のホームページ直帰率(googleアナリティクス)

ホームページは実は、ほとんどの場合最初のページだけ見てすぐに他のサイトに移動してしまいます。

つまり、医院のトップページをチラッと見て、すぐに他の医院のサイトに移動してしまうということです。

その平均はなんと65%

いくら多額の費用と手間をかけて作っても、トップページをチラッと見て印象が悪いとすぐに他の医院を検索してしまうのが現実です。

当然ですがトップページだけでの閲覧では来院にはつながりません。

では一般的にはどのくらいが平均数値で、目標はどの程度、いったい何をすれば他のページも見てくれるようになり、結果来院につながるのでしょうか?

まずは、40%を目標として下記の対策を行っていきます

  1. サイト文章やキャッチコピーを正確に
  2. 文字の行間が適正な行間である
  3. 関連記事、誘導記事を作成する
  4. 見やすいフォントを利用する
  5. 記事内の横幅を適正なサイズにする
  6. ページの読み込み速度を速くする
  7. モバイル対応をおこなう
  8. 文字サイズを適切にする
  9. 文章の見出しを適正にする
  10. 強調には大きな文字をつかう
  11. 強調には太字をつかう
  12. 意味のない改行を行わない
  13. リンクの色合いは適正な色合い

たくさん列挙しましたが、患者さんのためにわかりやすいサイトづくりをすることが、トップページ以外も見ていただけるホームページにする基本的な考え方です。

トップページが表示されたときに、患者さんががっかりするようなサイトを作らないようにしましょう。

院長の手間を省くための東京歯科経営ラボのお手伝い

東京歯科経営ラボでは、極限まで先生の作業負担を減らしたホームページ作成のお手伝いをしています。

もしよろしければこちらのページ↓もご覧ください。

東京歯科経営ラボの歯科医院専用ホームページ作成

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