八百屋でもやっています。歯科医院でできる簡単ブランディング戦略

こんにちは。歯科医院経営コンサルタントの小澤です。

今回は、インターネットを活用した「歯科医院のブランディング」についてのお話です。

ブランディングと聞いて一番にイメージをするのはどんなことですか?
うちには関係ないと思う先生もいるかもしれませんね。

そもそも、歯科医院におけるブランディングとはどのようなことなのでしょうか?

歯科医院におけるブランディングとは?

一般的にブランディングというのは、企業のブランドイメージを形作りお客さんに認知してもらうための活動のことです。

例えば、今日は大事なお友達とのご飯だから少し良いお店を予約しよう!と思った場合、皆さんはどんなことを意識してお店を探すでしょうか?

いつも行っているお店から探すにしても、インターネットで探すにしてもある程度イメージを膨らませてから選びますよね?

そのイメージがお店にとっての「ブランド」です。

同じ商品を扱っていても、それぞれ強みは違います。

鮮度に自信をもっている八百屋さんもいれば、安さに自信がある八百屋さんもいるでしょう。自分のお店の強みを活かし、お客さんを呼び込む活動がブランディングということになります。

歯科医院の場合も、自分の医院の「強み」つまり「得意としている治療」を活かしてそれをアピールすることでブランディングが可能です。

来てほしい患者さんをこちらから選ぶこともできますし、他医院との差別化にもなります。

医院のロゴマークを作り、得意な治療を1つ選びましょう。そして、どんな患者さんに来て欲しいのか、具体的にイメージしてください。

何となく興味がある人が来てくれれば、というだけでは成功しません。ターゲットは出来る限り細かくイメージすることが成功のカギとなります。

くれぐれも、治療が早い!安い!というブランディングはしないでください。
確かに歯科の治療は時間がかかるというマイナスイメージがあるのは事実ですし、自費治療は高いというイメージもあるでしょう。

でも歯科医院は医療機関です。アピールポイントを間違えてしまえば、医療機関としての信頼を失う危険性もあります。

なぜ必要なのか?

街を歩けば、あそこにもそこにも歯医者さん・・・。

ただ「ここに歯科医院があります」というアプローチだけでは、患者さんにとってたくさんの歯医者さんの中の一つでしかありません。

強みを活かしたブランディングをすることで、〇〇ならあそこの歯医者さんが良い!というイメージを持たせることが可能になります。

例えば、矯正に力を入れている場合はその強みを活かしたブランディングを行うことで「矯正がやりたいならあそこの歯医者さん」というイメージを持ってもらうこともできます。

さらに、インターネットを活用したブランディングをすることで、立地条件が劣勢であっても効果的な宣伝が可能になります。もちろん同じように院内や医院前の対策も行う必要がありますが、インターネットならより多くの人にブランドイメージを共有することができます。

具体的な方法とは?

まずは、自分の医院が「患者さんにどう思ってもらいたいか。」を考えてみましょう。

・予防に力を入れている

・歯周病の治療が得意だ

・入れ歯の治療に自信がある

などなど、具体的にイメージができたでしょうか?

ではさっそくそのイメージを患者さんにも共有しましょう。

ホームページによる方法

一番簡単なのは、今お持ちのホームページを修正していく方法です。

今のホームページは自分が患者さんに伝えたい事が伝わっていますか?
医院のブランドイメージを共有できていますか?

修正するのは時間やお金がかかって大変・・・。

という場合には、すぐにできる「ブログ」を使ってみましょう。

ホームページにすでにブログが設置してある場合には、徹底的に活用してください。
ブログが無い場合には、無料ブログなどを利用しましょう。

ここで大切なのは、ホームページのトップページに必ずブログのリンクを貼ること。タイトルと画像などが見られるとさらに効果的です。患者さんに見てもらわないと意味がありませんので、目に付きやすくなる工夫をしてください

そして、ブランドイメージが共有できる内容のブログを出来るだけたくさん更新しましょう。

例えば・・・「予防歯科のブランドイメージを共有したい場合」

普段どんなカウンセリングを行っているのかを紹介したり・・・。
なぜ予防が大切なのか、啓発するような内容のブログを書いたり・・・。
医院で販売している予防グッズの紹介をしたり・・・。

普段医院が取り組んでいることを紹介するブログは、ネタが尽きることは無いのではないでしょうか。

SNSによる方法

昨今InstagramやFacebook、LINEやTwitterなどのSNSを利用したブランディングが主流です。

ここで大切なポイントは、自医院のブランドイメージのターゲット層を理解することです。
ターゲットの年齢や性別によって、どの媒体を使うのが一番効果的かが変わってきます。

例えばInstagramの場合、女性をターゲットとした「ホワイトニング」や「矯正」などをブランドイメージにした医院にとってはとても魅力的な媒体です。画像とハッシュタグだけでも投稿できるので、手軽に始められるのも利点だといえます。

平成29年に総務省が公開している「情報通信白書」では、20代のミレニアル世代へのヒアリングの結果を載せています。その中でミレニアル世代が情報収集をする際の方法として興味深い内容がありました。

 

「まず、SNSの投稿を検索して最新情報を得た後、検索サイトから公式ページを見てより詳しい情報を得ている」

 

実際、若い世代の検索の導線は変わってきています
まず、InstagramなどのSNSから情報を得た後、公式のページを確認するのです。

なぜなら、SNSはリアルタイムの結果が表示されるから・・・。

検索サイトで出てきた結果は、いわゆるSEOなどの対策によって順位が変わってしまいます。SNSなら最新の情報が検索できるため流行に敏感な若い世代にとっては主流となっているようです。

平成29年度情報通信白書

(出典)総務省「スマートフォン経済の現在と将来に関する調査研究」(平成29年)

まとめ

今回は、インターネットを活用したブランディングについて、取り組みやすい二つの方法についてお話しました。

大切なのは、SNSもホームページも一環したブランドイメージでアピールすること。どちらか一方では不十分です。

まずは、医院の強みに対して、どんな患者さんに来て欲しいのか、ターゲットを決め、どんなイメージを共有したいのかを考えてみましょう。

得意な治療1つをアピールすると他の患者さんが来なくなるんじゃないか・・・・。と思われるかもしれませんが、そんなことは決してありませんのでご安心ください。

ただし、ブランディングしただけでは患者さんは増えません。満足度を上げる施策も併せて必ず行いましょう。具体的な方法で悩まれた場合にはいつでもご相談ください。

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