熱意が技術を越えた！？私の今年のチラシ大賞
こんにちは。東京歯科経営ラボスタッフの大谷です。
10月も半ばになりました。
1年も締めくくりに近付き、そろそろ「●●大賞」の話題が出始める季節ですね。
今回はいち早く、私の2021年●●大賞をご紹介させてください。
それは、こちらのチラシ。
素晴らしいインパクト！
ここ数年間、広告界のデザインは「色は抑えて３色まで、余白重視、バランス大事」と強く言われてきましたが、それをくつがえすこの作品✨
いえいえ、悪口ではありません。
私は心からこのチラシが大好きなのです。
職業柄、折込チラシや広告デザインは注意して見ていますが、こんなに心動かされた作品は今年初めてです。
その理由は以下3つです。
① 緊急事態宣言解除直後の折込チラシだったから
夏から続いた緊急事態宣言が明けてすぐの週末に、朝刊でこのチラシを見つけました。
長い自粛うっぷんを晴らすようなこの解放感。躍動感。
晴れてイベントが開催できる喜びに溢れていますね✨
（もちろんお客さんに向けたサービス精神も感じます）
② 少し不器用さがうかがえる情報の盛り込み方に親近感
広告代理店が作ったのではないと思われるこのデザイン。
きっと商店街の人がよさそうなお兄さんや、あまりパソコンが得意ではない事務のお姉さんが、周囲の意見を聞きながら、全部盛り込んで作ったと思うんです。
（私の地元の町内会もそんな感じでした。）
スタッフさんの努力に乾杯。
③ 注意書きにあふれ出る運営側の気遣い
この丁寧な注意書きに、参加者を絶対に守るという強い意思を感じます。
そしてこのイベント、2日間にわたり11時から19時までのロングラン営業なのです。
きっと、お客さんが集中しないように気遣いがあってのことと思いますが、
地方の小さなディスカウントスーパーの駐車場で8時間もお祭りするのってツラいですよ。本当に💦
運営のみなさまには、頭が下がる思いです。
④ その他にも好きなところ 人気アニメくじよりも焼き芋の方が大きい
文字配置の都合ですが、人気アニメの名前よりも焼き芋が目立ちます。
売り上げを意識するなら鬼滅の刃くじを筆頭にすところですが、焼き芋優先です。
ですが、鬼滅の刃好きにはたまらないネタであります。わっしょい♪
まとめ
・・・とこのように、チラシが打ち出されたタイミングからも、イベント企画がされるまでの背景や、運営側の熱意などのストーリーが推察できるチラシでした。
これがあっさりキレイめにまとまったデザインだったら、私、こんなに感動していないと思うのです。
もしチラシ大賞決定戦があるなら、私はこの作品を胸を張って推薦いたします。
以上、私の2021年チラシ大賞でした（＾＾）
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