歯科医院のホームページをリニューアルすべき5つのサイン

「今のホームページで特に問題ないだろう」「リニューアルにはお金がかかるし、今すぐ必要とは思えない」。こうした考えで、何年もホームページを更新しないまま使い続けている歯科医院は少なくありません。しかし気づかないうちに、ホームページが集患の足を引っ張っている可能性があります。

患者はホームページを見て医院を選ぶ時代です。古くなったホームページは、どれだけ診療の質が高くても、その質を患者に伝えることができません。この記事では、歯科医院のホームページをリニューアルすべき5つのサインを具体的に解説します。当てはまるものが多いほど、リニューアルの優先度は高いと考えてください。

 

サイン① スマートフォンで見づらい

現在、歯科医院のホームページをスマートフォンで閲覧するユーザーは全体の80〜90%を占めています。スマホで自院のホームページを実際に開いてみてください。文字が小さくて読みにくい、ボタンが押しにくい、横にスクロールしなければならない、ページの読み込みが遅いといった状態であれば、今すぐリニューアルが必要なサインです。

スマホ非対応のホームページは、アクセスしてきた患者がすぐに離脱してしまうだけでなく、Googleの検索順位にもマイナスの影響を与えます。Googleは2018年以降、モバイルファーストインデックスを採用しており、スマホでの表示品質を検索順位の評価基準の一つとしています。スマホ対応は今や歯科医院ホームページの必須条件です。

スマホ対応の状況と集患への影響は以下の通りです。

状況

集患への影響

スマホ完全非対応

アクセスの大半が即離脱、検索順位も低下

一部対応だが表示が崩れる

離脱率が高く、信頼感が損なわれる

スマホ対応済みだが表示が遅い

離脱率が高く、予約につながりにくい

スマホ完全対応・表示速度も良好

集患に最も効果的な状態

 

サイン② URLが「http」のままでSSL化されていない

ホームページのURLが「https」ではなく「http」で始まっている場合、SSL化がされていない状態です。SSL化とは通信を暗号化してセキュリティを確保する仕組みで、対応していないホームページはGoogleから「保護されていない通信」と表示されます。患者がホームページを開いた際にブラウザに警告が表示されることもあり、医療機関としての信頼性が著しく低下します。

またSSL化はGoogleの検索順位にも影響します。SSL化されていないホームページは検索順位が下がりやすく、競合医院に順位を抜かれる原因になります。SSL化は技術的には比較的簡単に対応できますが、古いホームページの場合は構造上の問題からリニューアルが必要になるケースもあります。自院のホームページのURLを確認してみてください。

 

サイン③ 最後に更新したのが3年以上前

ホームページの最終更新日が3年以上前の場合、複数の問題が生じています。まずGoogleは更新頻度を検索順位の評価基準の一つとしています。長期間更新されていないホームページは「管理が行き届いていないサイト」と判断され、検索順位が下がりやすくなります。

また患者の目線から見ても、最終更新が数年前のホームページは「今も営業しているのか」「スタッフは変わっていないか」という不安を与えます。特に「新着情報」や「お知らせ」欄に何年も前の情報が掲載されたままになっている場合、患者に与える印象は非常に悪くなります。

さらにホームページの内容が現状と乖離している場合も問題です。スタッフが入れ替わっているのに古い集合写真が掲載されたまま、内装をリニューアルしたのに以前の写真が残っている、新しい治療メニューを導入したのに掲載されていないといった状況は、患者に不信感を与える原因になります。

 

サイン④ 新患が増えない・検索しても出てこない

「ホームページはあるのに新患が増えない」「Googleで地域名と歯医者で検索しても自院が出てこない」という状況は、ホームページの集患力に深刻な問題があるサインです。

新患が増えない原因はいくつか考えられます。検索順位が低くてそもそもアクセスが少ない、アクセスはあるが内容が薄くて問合せにつながっていない、問合せへの導線が整っていないなどが代表的な原因です。

現在のホームページのアクセス数と新患数の関係を確認してみてください。Google AnalyticsやSearch Consoleを導入していない場合は、まずこれらを設定してデータを把握することが改善の第一歩になります。月間のアクセス数が極端に少ない場合はSEO対策の見直し、アクセスはあるのに問合せが少ない場合はコンテンツと導線の改善が必要です。いずれにしても現状のホームページでは限界があり、リニューアルを検討すべきタイミングです。

 

サイン⑤ 競合医院のホームページと比べて明らかに見劣りする

近隣の競合医院のホームページと自院のホームページを患者目線で比べてみてください。競合医院のホームページが明らかに洗練されていて情報量も多い場合、患者は比較の段階で競合医院を選んでしまいます。

特に以下の点で競合医院に劣っている場合は、リニューアルを急ぐべきサインです。デザインが古くて第一印象が悪い、写真がスマホ撮影で暗くて清潔感がない、インプラントや矯正などの自費診療ページの情報量が少ない、院長やスタッフの顔と人柄が伝わらない、Web予約やLINE問合せに対応していないなどが代表的な比較負けのポイントです。

患者は複数の医院のホームページを比較した上で問合せ先を決めます。その比較の段階で選ばれないホームページは、どれだけ診療の質が高くても集患につながりません。競合医院のホームページと自院のホームページを並べて見たときに「負けている」と感じたなら、それがリニューアルすべき最大のサインです。

 

5つのサインのチェックリスト

以下の表で自院のホームページの現状を確認してください。

チェック項目

確認結果

スマホで快適に閲覧できるか

 

URLが「https」で始まっているか

 

直近1年以内に更新されているか

 

「地域名+歯医者」で検索1ページ目に表示されるか

 

競合医院のHPと比べて見劣りしないか

 

1つでも「×」がある場合はリニューアルを検討すべき状態です。3つ以上「×」がある場合は早急なリニューアルが必要です。

 

リニューアルを先延ばしにするコストを考える

リニューアルには費用がかかるため、つい先延ばしにしてしまいがちです。しかしリニューアルを先延ばしにすることにも、見えないコストが発生しています。

集患力の低いホームページを1年間使い続けることで失う新患が月に5人だとすると、保険診療メインでも年間で数百万円規模の機会損失になります。リニューアル費用と比較すれば、早期にリニューアルした方が経済的に合理的であることがほとんどです。「今のホームページで十分」と思っている間にも、競合医院は着実にホームページを強化しています。先延ばしにするほど、競合との差は広がっていきます。

 

まとめ

スマホ非対応・SSL化未対応・長期間未更新・新患が増えない・競合に見劣りするという5つのサインのうち、1つでも当てはまるホームページはリニューアルを検討すべき状態です。ホームページは作って終わりではなく、継続的に改善し続けることで初めて集患ツールとして機能します。現在のホームページに不安を感じている院長は、まず無料相談フォームよりお気軽にご相談ください。現状のホームページの問題点と改善の方向性についてアドバイスいたします。

 

投稿者プロフィール

NAOKI OZAWA
歯科コンサルタント小澤直樹
2002年よりコンサルティング活動を開始。2008年から歯科コンサルタントとして勤務した後20017年より現職。

ホームページ制作のご相談・資料請求はこちら

お気軽にお問合せください 。
現在運用中のホームページのセカンドオピニオンや、開業時のご相談も柔軟にうけたまわります。先生がお手すきのときに、お電話でご連絡をいただくのも大歓迎です。