読書の秋におすすめ~経営関連本紹介~

こんにちは。歯科医院経営コンサルタントの小澤です。

今回は『読書の秋』にちなんで、最近読んだ「経営関連の本」を紹介します。私はあまり読書は得意ではありませんが、様々な本を読むことによって「自分の考え」に固執しないように努力をしています

経営というのは本当に孤独な闘いです。経営者の孤独や悩みは今に始まったことではありません。一人で考えていても何も答えが見つからない時は「聞く」しかありません。

悩みの内容は様々だと思います。でも必ず同じ悩みを抱え乗り越えた人がいるはずです。そして世の中には苦難を乗り越えた人やそれを支えた人、悩みを解決する糸口を知っている人、見つけた人が居て「本」として残してくれています。その中から、ぜひお気に入りの一冊を見つけてくださいね。

経営者に贈る5つの質問

著者:P.F.ドラッカー

何ごとにも満足することなく、すべてを見直していかなければならない。だが最も見直しが求められるのは、成功しているときである。下向きに転じてからでは遅い。

―P.F.ドラッカー―

少し古い本ではありますが、5つの質問を通して、組織として成長し続けなければならないことを改めて認識させてくれます。歯科医院は院長が1人で物事を考え、悩み、経営をしている場合がほとんどです。一人で悩むのは限界があります。

もちろん誰かに相談するに越したことはありませんが、ドラッカーの質問を通して頭を整理してみるのも良いのではないでしょうか。比較的文章量は少ないので、読書が苦手な先生にもおススメです。そしてドラッカーも述べているように、成功している時こそ読んでほしい本です。ちなみに私は古本屋さんでたまたま見つけて買いました!

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V字回復の経営~2年で会社を変えられますか?

著者:三枝 匡

実話をもとにした経営本。経営再建物語という構成なので、とても読みやすくワクワクする話でした。

事業規模も事業内容も歯科とは全然違う話なので何も得ることがないと思われるかもしれませんが、どんな業種でも「経営」の幹となる部分は同じです。まったく関係が無いと思う内容でも、自分の立場に置き換えて物事を想像し、気づきを得ることはできます。少し重たい内容の本ではありますが、もし今経営に何らかの問題を抱えており、改革が必要だと感じている先生がいらっしゃるならこの本が「勇気」になるかもしれません。

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THE TEAM 5つの法則

著者:麻野 耕司

医院経営の中で多くの院長は多かれ少なかれスタッフに関する悩みを抱えています

スタッフの働き方が医院経営の善し悪しを分けると言っても良いほど、歯科医院にとって「チームで働く」ということは大切な要素です。スタッフ同士がギクシャクしていたり、院長の言う事を聞いてくれなかったり、多様な問題がありますが、すべてが「リーダーとしての自分の力量不足」と落ち込んでしまっているならぜひこの本を読むことをお勧めします。「THE TEAM 5つの法則」は、色々な学術や事例を踏まえて、分かりやすく「良いチーム」の作り方を教えてくれています。

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まとめ

インターネットで検索すればなんでも出てくる時代。あえて本を読むという選択も良いのではないしょうか。たった6分間の読書でストレスが軽減されるという研究成果もあるようです。忙しくて精神的に不安定な時こそ少し時間をとってゆっくり読書をしてみるのも良いですよ!

今後も少しずつではありますが、面白かった本や最近読んだ本を共有させていただければと思っていますので、先生達も最近読んだこんな本が面白かったなど何かお勧めの物があればぜひ教えてくださいね。

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