こんな院長に診てほしい!~患者さんが多い歯科医院の特徴~

こんにちは。歯科経営コンサルタントの小澤です。

今回は患者さんが多い歯科医院の院長の特徴についてお話したいと思います。

一般的に最新の設備を取り揃えている、見た目にも新しい歯科医院は患者さんが多いと思われがちですが、実際はそうとも限りません。ユニットが古く年季の入った診療室でも患者さんが多い歯科医院はあります。

こういった歯科医院は院長の人柄で患者さんを集めているケースが多いようです。

では、患者さんやスタッフから慕われ、好まれる院長像とはどのような人でしょう。具体的な要素を見てみましょう。

やっぱり人は見た目が・・・?

医療行為に従事する者は常に清潔である必要があります。

髪がボサボサで髭も整えていない外見はやはりマイナスイメージですよね。

特に女性の目は厳しいです・・・。老若男女問わず慕われる院長は下記のような特徴があります。

・ 髪をきれいに整えている
・ いつも清潔な白衣を着ている
・ 臭い(体臭や香水など)にも気を配っている

その他にも気をつける点がありますので、下記のマニュアルを参考にしてください。

↓クリックして無料ダウンロードできます。
身だしなみチェック.pdf

『清潔感』のチェックは、診療前に必ず行ってください。ご家族や女性スタッフにアドバイスを求めるのも良いでしょう。

治療の腕=技術だけではない

やはり治療の腕がいい歯科医院に患者さんは集まります。

「あそこの歯科医院は治療がうまい」「治療が丁寧」などの口コミは必ず広まります。

治療の腕を磨くことももちろん大切ですが、丁寧に扱ってもらえるということだけでも随分印象は変わってくるでしょう。

患者さんには治療がうまいかどうか専門的な技術はよく分かりません。

治療の腕を判断する要素には次のようなことが挙げられます。

・ 丁寧に治療してくれる
・ 治療が早い
・ 痛くない

逆に治療が下手だと判断されてしまう点もあります。

口腔内を雑に扱ったりするのはもちろんですが、例えば仮封が外れてしまった場合、事前に説明を受けていなかった患者さんは「すぐに外れた・・・腕が悪い!!」というマイナスイメージを持つことがあります。

治療の腕とは関係ないじゃないか・・・と思うかもしれませんが、説明されていなければたとえ先生にとっては常識的なことでも患者さんにとっては全く分かりません。

「丁寧な説明」と「治療の腕」とは実は密接につながっているのです。

こちらの記事もご覧ください。↓

治療の中断を減らすために~患者さんの心理~

頼れる専門家!

自分が困ったり悩んだりした時には専門家にアドバイスをして欲しいものです。スタディグループ等に所属したり、外部研修で新しい技術を取り入れたりしている先生は、ホームページや医院の掲示物、配布資料などで患者さんに積極的にアピールしましょう。

下記のような要素は患者さんの安心材料となります。

・ 専門医の資格を取得している
・ 知識や経験が豊富である
・ 積極的に勉強をしている

アピールする内容は出来るだけ学術的であったり医学的であるものが望ましいでしょう。

忙しいのに気にかけてくれる院長

多くの場合患者さんにとって歯科医院との関係は院長との関係そのものです。

医院と患者さんとの信頼関係は「院長と患者さんとの“接触回数×接触時間”」で決まります。

忙しく、一人の患者さんに費やす時間が限られているとしても、患者さんとのコミュニケーションを図るよう出来るだけ努力をしましょう。

コミュニケーションといってもただ話をするだけでは意味がありません。具体的には次のようなことを心がけましょう。

・ 患者さんの話をよく聴く
・ 治療内容を分かりやすく説明する
・ 患者さんを気遣う言葉をかける

院長が施術する患者さんではなくても『にこやかに挨拶する』などなるべく患者さんと関わるようにしてみて下さい。必ず院長、そして医院の「評判」は上がります。

スタッフにも慕われる院長

院長がスタッフに対して横柄だったり、馬鹿にされているなどの要素は患者さんにも隠し切れないものです。

チームワークが大切な歯科医院では、院長とスタッフとの関係が治療の手際にも顕著に現れます。

酷くなると「スタッフが院長からの指示に対して返事をしない」「院長がスタッフに対して怒鳴ったり命令をしている」など患者さんが不愉快に感じる場面が多くなってしまいます。

スタッフマネジメントに関しては、非常に大切な事ですので下記のツールを用意しました。ぜひ参考にしてください。

↓クリックして無料ダウンロードできます。
スタッフマネジメント_心得その1_北風と太陽の法則.pdf
スタッフマネジメント_心得その2_逃げるが勝ちの法則.pdf

スタッフを大切にする事は、院長にとって、医院にとって「プラス」にしかなりません。

まとめ

自分が歯科医院の「看板」であるという事を忘れずに、患者さんやスタッフとの信頼関係を築くようにしましょう。

医院経営をしていると、一生懸命やっていても伝わらず理不尽な想いをする事もあります。 一人で考え込まず、いつでもご相談ください。 

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