言い訳をしていたら、レセプトは増えない

こんにちは。歯科医院の経営コンサルタント小澤直樹です!

患者さんが来る歯科医院と来ない所の差は、とてつもなく開いています。来ない医院は何をやっても来ない。来る医院はドンドン患者さんが増えて、新患をお断りせざるを得ない。

この差は一体何でしょうか?

医院の欠点は?その本質を見抜くことが改革の第一歩

私は歯科医院のコンサルタントをはじめて10年目になります。歯科医院の二極化は激しく、その理由は把握しきれていません。とは言っても、全くわからないのではなく、ここまで売上の差が開くものか??といつも疑問に思っています。

同じ開業年数、同じ診療時間、同じユニット数。でも医業収入は5倍(格差10倍というデータもあります)も差が開くなんて…。他のBtoCビジネスでは考えにくい差です。

何故ここまで患者さんが来ない医院があるのでしょうか?
何故レセプト件数が800枚の医院と、150枚の医院があるのでしょうか。

それには、必ず院長のプライドが邪魔をしています。

健全なプライドと不健全なプライド

歯科医師になって沢山の患者さんを治療して痛みから解放し、口腔内の機能回復をされてきたと思います。しかし、医院経営においては残念ながらそれだけでは足りないのです。歯科医院の院長としては、治療技術だけではなく同時に経営者としての裁量も持ち合わせてないといけません。この2つが揃って、はじめて歯科医師として成功をつかめます。不健全なプライドは捨てて、健全なプライドを持つだけでも道が開けるでしょう。

患者さんの満足のためなら、どんな面倒なことでも強い意志を持って実行する。というのが健全なプライド
患者さんの満足のためではなく、自分がやりたい診療スタイルだけを頑なに貫き、スタッフが理解を示してくれなければ解雇する。という姿勢が不健全なプライド

明日からは健全なプライドを持ち、診療室のドアを開けていただきたいと思います。

言い訳100連発。自分は悪くない!

このような健全なプライドを持った先生とお話をするとき、いつも思うことがあります。それは人のせいにしない、という考え方をお持ちになっていること。どんなにスタッフが悪い接遇をして患者さんからお叱りをうけても、「自分の教育がいたらなかった・・・」と反省しておられます。自分が採用したスタッフがヘマをしたのは、自分の責任。絶対に一人前に育ててやる!

逆に、患者があまり来ない医院の院長は、その理由を自分以外の他者のせいにして、精神的に逃げています。

  • 立地が悪いから患者がこない
  • 競合医院が派手にやっているから患者が流出している
  • 長年いるスタッフが悪い対応をするから患者がリコールしない
  • 近隣住民の所得が低いから自費治療は選ばれない
  • 歯科医師会の締め付けが厳しいから宣伝はできない
  • スタッフがうまく採用できないから売上げが伸びない

いかがでしょうか。思い当たる節はありませんか?もし少しでも近いことがあれば、すぐにやめてください。スタッフは敏感です。すぐに先生の心の中の動きに気がつき反応します。

更に、スタッフに院長の「言い訳癖」が見透かされているようでは、患者が増えることはありません。その前に改善活動をスタートしてください。ノウハウはネット上に沢山転がっています。それでもわからない場合はご相談ください。サポートします。

良い先生なんだから、きっと治療もうまいに違いない。

私は、医院運営に関して前向きに努力されている先生をみると、きっと治療も丁寧でうまいんだろうなー。と思ってしまいます。同じように、患者さんも親切で丁寧、言い訳をしない院長に接すると、この先生は「名医」と、治療技術の方まで評価を高めます。不思議なものです。私も、患者さんも歯科医療に関しては素人です。資格もなければ学校で勉強したこともありません。

もしかすると患者の量って、院長が治療以外の部分でも頑張っている努力の量と比例するのかもしれませんね。

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