歯科医院院長でもわかる!ホームページ制作の専門用語解説【保存版】
目次
1. なぜ専門用語の理解が重要なのか
2. 制作段階でよく出る基本用語
3. SEO・マーケティング関連用語
4. 技術・システム関連用語
5. 費用・契約関連用語
6. 知っておくと得する応用用語
なぜ専門用語の理解が重要なのか
「レスポンシブデザインで、SEO対策を施したCMSベースのサイトを…」
制作会社の営業担当者からこのような説明を受けて、「何を言っているのかさっぱりわからない」と感じた経験はありませんか?専門用語だらけの提案書を前に、理解できないまま契約してしまった院長先生は決して少なくありません。
実際に、専門用語を理解せずに契約して後悔した院長先生からの相談が月に7件以上寄せられています。「こんな機能だと思わなかった」「説明と違う」といったトラブルの多くは、専門用語の理解不足が原因です。
専門用語を理解していないと、制作会社の良し悪しを判断できません。また、本当に必要な機能と不要な機能の区別もつかず、適切な投資判断ができなくなります。
逆に、基本的な専門用語を理解していれば、制作会社との打ち合わせがスムーズになり、より良い提案を引き出すことができます。今回は、歯科医院のホームページ制作で必ず出てくる専門用語を、院長先生にもわかりやすく解説します。
制作段階でよく出る基本用語
ホームページ制作の打ち合わせで最初に出てくる基本的な用語から解説します。
ドメイン インターネット上の住所のようなものです。「tanaka-dental.com」のような形で表記され、患者さんがサイトにアクセスする際に使用します。独自ドメインを取得することで、医院のブランド力向上と長期的な資産形成が可能になります。
サーバー ホームページのデータを保管する場所です。賃貸マンションのようなもので、月額料金を支払って利用します。サーバーの性能により、サイトの表示速度や安定性が大きく左右されます。
レスポンシブデザイン パソコン、スマートフォン、タブレットなど、どの端末で見ても最適に表示されるデザイン手法です。現在では必須の技術で、これがないとスマホユーザーが離脱してしまいます。
CMS(コンテンツ管理システム) ホームページの内容を簡単に更新できるシステムです。WordPressが最も有名で、院長先生やスタッフでも簡単にお知らせや診療情報を更新できます。
用語 |
簡単な説明 |
歯科医院での重要度 |
ワイヤーフレーム |
サイトの設計図 |
★★★ |
デザインカンプ |
完成イメージの見本 |
★★★ |
コーディング |
デザインをWeb形式に変換する作業 |
★★ |
テスト環境 |
公開前の確認用サイト |
★★ |
SEO・マーケティング関連用語
集患効果に直結する重要な用語群です。これらを理解することで、効果的なマーケティング戦略を立てることができます。
SEO(Search Engine Optimization) 検索エンジン最適化のことで、Googleなどで上位表示されるための対策です。「地域名+歯科」で検索した時に上位に表示されることで、新患獲得につながります。
キーワード 患者さんが検索する際に入力する言葉です。「渋谷 歯医者」「インプラント 痛くない」などがあります。適切なキーワード選定により、来院意欲の高い患者さんにアプローチできます。
コンバージョン サイト訪問者が実際の行動(予約や問い合わせ)を起こすことです。アクセス数だけでなく、コンバージョン率の向上が集患成功の鍵となります。
アクセス解析 サイトへの訪問状況を数値で把握することです。どのページがよく見られているか、どこで離脱しているかを分析し、改善に活用します。
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス) Googleマップに表示される医院情報のことです。地域検索で上位表示されるために重要で、口コミ管理や最新情報の発信に活用できます。
メタディスクリプション 検索結果に表示される説明文です。魅力的な文章を設定することで、検索結果からのクリック率を向上させることができます。
技術・システム関連用語
ホームページの機能面で重要な技術用語を解説します。
SSL サイトのセキュリティを強化する技術です。URLが「https://」で始まり、患者さんの個人情報を暗号化して保護します。現在では必須の技術で、これがないと検索順位にも悪影響があります。
お問い合わせフォーム 患者さんがサイト上で予約や質問を送信できる機能です。電話が苦手な患者さんや、診療時間外にも対応できるため、集患機会の拡大につながります。
予約システム オンラインで診療予約を受け付けるシステムです。24時間対応可能で、患者さんの利便性向上と受付業務の効率化を実現できます。
バックアップ サイトのデータを定期的に保存することです。万が一のトラブル時にサイトを復旧するために必要で、制作会社のサポート範囲に含まれているかを確認しましょう。
アップデート システムの更新作業です。セキュリティ強化や機能改善のために定期的に実施する必要があります。放置すると脆弱性が生まれ、サイトが攻撃される可能性があります。
表示速度(ページスピード) サイトが表示されるまでの時間です。3秒以上かかると患者さんが離脱する可能性が高く、検索順位にも影響します。特にスマートフォンでの表示速度が重要です。
費用・契約関連用語
制作費用や契約内容に関わる重要な用語です。
初期費用 ホームページ制作にかかる最初の費用です。企画、デザイン、制作、設定などの作業費用が含まれます。歯科医院の場合、50万円~150万円程度が相場です。
月額費用(ランニングコスト) サイト運営にかかる毎月の費用です。サーバー代、ドメイン代、保守管理費、更新作業費などが含まれます。一般的には月額1万円~3万円程度です。
保守管理費 サイトの安定稼働を維持するための費用です。セキュリティ対策、バックアップ、不具合修正、軽微な更新作業などが含まれます。
追加費用 当初の契約範囲外の作業に対して発生する費用です。ページ追加、機能追加、大幅な修正などが該当します。事前に追加費用の条件を確認しておくことが重要です。
費用項目 |
相場 |
含まれる内容 |
基本制作費 |
50-80万円 |
企画、デザイン、制作、基本設定 |
高機能制作費 |
80-150万円 |
上記+高度なSEO、予約システム等 |
月額保守費 |
1-3万円 |
サーバー、更新、保守、軽微な修正 |
緊急対応費 |
5-10万円 |
土日・祝日の緊急修正作業 |
著作権 制作されたサイトの権利関係です。制作会社に著作権がある場合、将来的に他社への移管が困難になる可能性があります。契約前に権利の帰属を確認しましょう。
知っておくと得する応用用語
制作会社との打ち合わせで差をつけることができる、やや高度な用語です。
UI(ユーザーインターフェース) サイトの操作性や見た目のことです。患者さんが使いやすく、わかりやすいデザインになっているかを表す概念です。
UX(ユーザーエクスペリエンス) サイトを利用した患者さんの体験全体のことです。「使いやすい」「情報が見つけやすい」「安心感がある」といった感情面も含めた総合的な評価です。
ランディングページ(LP) 特定の目的に特化した1ページ完結型のサイトです。「インプラント治療専用ページ」「矯正歯科専用ページ」のように、特定の治療に特化した集客に活用します。
リターゲティング広告 一度サイトを訪問した患者さんに対して、他のサイトを見ている時に表示される広告です。検討中の患者さんに再アプローチできる効果的な手法です。
A/Bテスト 2つの異なるデザインや文章を比較して、どちらが効果的かを検証する方法です。予約ボタンの色や位置、キャッチコピーなどを最適化できます。
コンテンツマーケティング 有益な情報発信により患者さんとの関係を築く手法です。虫歯予防の方法、歯周病の解説、治療後のケアなどの情報を継続的に発信し、信頼関係を構築します。
多言語対応 日本語以外の言語でサイトを表示する機能です。外国人患者さんの受け入れを検討している医院では重要な機能となります。
これらの用語を理解しておくことで、制作会社との打ち合わせでより具体的で効果的な提案を引き出すことができます。また、本当に必要な機能とそうでない機能を見極め、適切な投資判断ができるようになります。
まとめ
ホームページ制作の専門用語を理解することで、制作会社との打ち合わせがスムーズになり、適切な投資判断ができるようになります。特にドメイン、レスポンシブデザイン、SEO、コンバージョンなどの基本用語は必須の知識です。専門用語を恐れずに積極的に学び、制作会社との対等なコミュニケーションを心がけることが、成功するホームページ制作の第一歩となります。
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